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フルートを始めるとすれば、当然楽器の購入を検討する必要が出てきます。もちろん、レッスンではレンタルの楽器を使用するという選択も可能でしょう。しかし、レンタルも無料ではありません。

フルートをレンタルするにしても、購入するにしても、借りる・購入する先や楽器の種類、レンタルであれば借りる期間によって価格が変わってきます。

フルートと聞くと1種類しかないように思えますが、実は一般的な長い形状のフルートとは別に、頭部管部分がU字に曲がっているU字頭部管と呼ばれる形状のフルートがあります。

頭部管が曲がっていることにより、通常のフルートよりも全体の長さが短くなっているものです。この形状だと、小さな子どもでも手が届きます。小学校低学年までであれば、U字管の方が吹きやすいかもしれません。

頭部管がストレートになっている一般的なフルートを吹ける目安は、小学校4年生ぐらいからと言われています。もちろん、子どもの身長や手の長さによっても変わりますから、子どもが吹きやすい形の楽器を選んであげると良いでしょう。

では、気になる価格をチェックしてみましょう。まずは、レンタルの場合をご紹介します。ストレートタイプのフルートをレンタルする場合、安い所では月々2,000~3,000円から借りることが出来ます。初回レンタル時には、手数料がかかる場合もありますね。

U字頭部管のフルートは、レンタルをしている所が限られてしまいます。ヤマハのレンタルであれば、6か月以上のレンタルで月々4,500円となっています。最低でも6か月間はレンタルしなければいけないという点に気をつけましょう。

レンタルをする場合は、レンタル期間が長期になるほど割引となるサービスをしているところが多いですから、期間と値段を確認して選ぶようにしましょう。

購入する場合、ストレートタイプのフルートであればお手入れセットも付属した状態で30,000円から購入することが出来ます。U字頭部管のフルートも、40,000円弱で購入が可能です。

安い楽器を購入するという事であれば、レンタル期間が長くなれば、購入した方が安く済むということもあります。もちろん、材質によって価格は変わりますし、高額なものでは100万円を超えるものもありますから、どのランクの楽器を購入するかと言うのは難しい所ですね。

しかし、安い楽器が悪い、高い楽器が良いというわけではありません。安い楽器は、比較的音が鳴りやすくなっていますので、そういった意味では初心者にはオススメだとも言えます。数年吹くぐらいであれば、問題なく使用できるでしょう。

教室が楽器を所持していて、割安でレンタルできるという場合もあります。また、教室で習っていた生徒から安く楽器を譲ってもらえることもありますね。楽器の準備については、各教室によって対応が色々ありますので、まずは教室で確認してみると良いですね。

楽器は、安いものでも高額です。だからこそ、慎重に検討する必要がありますね。最初はレンタルでスタートして、長期で継続していくようであれば購入を検討しても良いでしょう。

安めの楽器や中古品を購入し、レベルが上がってきたらワンランク上の楽器を購入するということも出来ますね。ベストな方法を探しましょう。