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習い事を始めたとき、ほとんどの子どもたちが楽しい!と感じているはずです。習い事に行くのが楽しみだな、もっと上手になりたい!コレができるようになりたい!そんな希望いっぱいの状態でスタートしているはずですよね。

しかし、習い事を続けていくうちに、ちょっと嫌だな、行きたくないな、と考えてしまう事も出てきます。その要因の1つが、周囲のレベルに着いていくことが出来ない、自分だけ遅れてしまっているのでは?というものです。

習い事を始めるとき、新規開講したクラス・コースで皆が初心者という場合があります。このケースでは、スタート時のレベルが同じですから最初は皆で仲良く、習い事をすることが出来るはずです。

しかし、一緒に始めたからこそレベルに差がついてきてしまったときが苦しくなってしまうというのもあります。

周りがどんどん力をつけていく、レベルが上がっていくことを感じてしまえば、ここに自分がいても良いのか、なぜ自分だけこうも上達できないのか、と悲観的になってしまう事があるのです。

そんなとき、まずは本当に子どものレベルが他の子と比較して劣っているのか、遅れているのかを確認してみてください。これは、先生に直接話を聞くのが確実ですね。子どもが感じていることが正しいとは限らないのです。

先生と話をしてみて、本当に子どもが遅れているということであれば、どうすれば良いのか、アドバイスを求めましょう。少し気をつけるだけで改善できるようなものであれば、子どもにはその助言を上手に伝えてあげればOKです。

人には得意・不得意があるということ、上達が早い人もいれば遅い人もいる、努力をすれば自分のレベルを自分のペースで高めることは可能であることを伝えてあげてください。

先生が、少し不安を感じているということであれば教室の変更、クラスの変更を検討してみるのも1つです。ただ、グループレッスンの場合は、個人個人への指導をする時間が限られてしまいます。

先生に相談をして、子どもにとってピッタリな適切な助言を受けることが出来たのであれば、その助言をもとに習い事に取り組んでみてください。むやみに努力をするのではなく、正しい方法で努力をすれば上達も早いのです。

では、ずっと続けてきたクラスに新たに新入会員として入っていく場合はどうでしょうか。この場合、クラスにいる人は皆先輩になりますから、ジブのレベルが劣っていることは当然ですよね。

ですから、レベルについていけない、と感じるよりも、早く追いつきたいという気持ち、やっぱり早く始めている人たちは凄いなという尊敬・憧れの気持ちの方が強いはずです。

ただ、その差が余りにも大きく、習い事についていけないと感じるようになったらもんだいですね。自分は下手で、追いつくことなんて出来ないとネガティブ思考になってしまう、上達を諦めてしまうことになるかもしれません。

そんな時は、思い切ってクラスを変えてみる、教室を変えてみる選択をしてみましょう。もちろん、このまま頑張ることが出来ないか子どもと話し合う事は必要ですが、子どものレベルにあった教室やクラスは必ずあります。

習い事を始めたばかりであれば、その習い事が嫌いにならないうちに、諦めてしまわないうちに決断することも必要ですね。

また、入会前には教室のレベルについて確認しておくことも大切です。子どもが無理をせず済む用、子どもが楽しく習い事を続けられるよう考えてあげたいですね。