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ボルダリングは、東京オリンピックで種目入りが期待されているスポーツクライミングの1つとして近年されてきたスポーツですね。室内で出来ること、比較的安全なことも人気の要因でしょう。

ボルダリングは、大人が行うイメージが強いかもしれませんが、実は幼児から行うことが出来る運動です。全身運動で筋力もつき、バランス感覚も身に付くということで確かに幼児にもオススメだと言えます。

筋力アップやバランス感覚など、肉体的な効果に注目されることが多いボルダリングではありますが、実は他にも期待できる効果があるのです。それが、体力・集中力・決断力・根気強さが身に付くというものです。

ボルダリングは決して楽なスポーツではありません。手指、足の力で限られたホールド(石の代わりの掴むところ)を選び、上へと登ってい叶明ければいけないわけです。

基本的に、ボルダリングは高くても数mの壁を登る競技で、ロープを使用しません。だからこそ、落ちないように集中し、どのホールドを選択するかという決断力が必要となるわけです。

危険が伴うからこそ、自然と集中力が身に付くわけですね。もちろん、時間がかかれば体力も消耗してしまいますし、思考力も鈍ってくるかもしれません。ここで、根気強さが関係してくるわけです。

諦めてしまえば中断すればOKなのです。しかし、達成したいという強い気持ちがあれば、根気強く、集中するようになりますよね。

始めて登ることが出来た時には、当然達成感を得ることが出来るわけですが、ボルダリングは同じコースでも選択するホールドによって登り方が変わってきます。ホールドの指定で、難易度が決まっている事もありますね。

つまり、同じコースでも様々な楽しみ方をすることが出来るということ、そして同じ登り方でもより早く、確実に上ることが出来るようになればそれも新たな達成感を生むことから、いつまでも何度でも楽しむことが出来るスポーツなのです。

もちろん、難易度が高いコースに進むと中々攻略でき無い事もあるでしょう。しかし、攻略するためにどうするか、考え、体力をつけ、挑戦することは、子どもにとても良い影響を与えます。

チャレンジ精神は、何をするときにも必要なものであり、大切なものですよね。難しくても諦めずに努力する、このような心が身に付くのも、ボルダリングの魅力でしょう。

しかし、ボルダリング教室の全てが幼児向けの指導を行っているわけではありません。幼児・子ども向けに指導をする教室も増えては来たのですが、住んでいる地域によっては近くに幼児が通える教室がないかもしれません。

ボルダリングは登る壁の高さが比較的低いので、万が一落ちたとしても下のマットがあることで大きな怪我をするリスクは少ないスポーツではあります。しかし、絶対に怪我をしないというものではありません。

変な落ち方をしてしまえば、怪我をしてしまう可能性はあります。ホールドを上手に掴めずに手指を痛めてしまう事もあるでしょう。ですから、決して子供から目を離さずにしっかり見ていてあげてください。

近くに気になるボルダリング教室があった場合は、幼児向けのコースを開講しているか、事前に確認してみてくださいね。